もんじゅって、止めるも進むもできないのか!

あまり報道では耳にしないけど、実はかなり大変な事故がおきてるみたいじゃないですか。大事な部品が事故で落下してしまって、リカバリーの目処が立たず、止めることもできないし廃炉にすることもできないし、ましてや再稼働なんて全然無理っぽいみたい。何百億というお金をかけて、結果がこれって。なんともお粗末だけど、やる前に分からなかったのだろうか。それとも、やってみないと分からない、高い授業料なのだろうか。

もう1つの高速増殖炉の常陽もそうだけど、万一の場合の対応や、廃炉の費用や、事故の場合の賠償まで考えたら、原発、特に高速増殖炉は商用にのらないんじゃないかな。その上、半永久的な高レベル放射性廃棄物を、人類が存在してるかどうか分からない未来にまで管理しなきゃならないって。それでも本当に安全なのだろうか。何百万年か、何千万年の先の人類が、地中から何か見つけて掘り出してみて、中を空けたら放射線バリバリのプルトニウムでしたなんて、負の遺産としても冗談じゃなかろうに。

CO2の観点ではクリーンなエネルギーですけども・・・考えちゃうね。