否定するにも、相応の評価を求めたい

大きな会社になると、あれこれ論評しながら最後はダメ出しする評論家が、少なからず存在します。それが、そこそこの立場だったりすると、けっこうやっかいな話になることも。だからこそ、ダメ出しをするのであれば、その論評についても後々ちゃんと振り返って、評価するようにしてもらいたい。ダメ出しをする時って、直感や思いつきだったり、ちょっと偏った主観だったり、場合によっては感情や人としての相性によって、ダメと言われることもあるから。

後々物事がうまく進んだときに、過去を振り返って、ダメ出しした人のこともちゃんと評価する。ダメ出しが間違っていたのであれば、当然評価はマイナスポイント。という仕組みができれば、感情などの入る余地も少なくなり、否定するにもしっかりと論理的な思考が入るようになるでしょう。ビジネス上は公平にもなるし、論理的な否定意見が出ることで、仕事が建設的に進むようになる効果も期待できる。そんな風潮に変わっていかないものだろうか。