稼ぎの範囲で暮らしましょうよ

ふつーは稼いだお金で暮らしますよね。収入の大小に関係なく 「収入>支出」 となるように暮らしていくものだと思うんですけど。これが企業だったとしても、基本は同じことだろうと思うんですよ。なのに、支出ありきでもっと収入を増やせと言われたりする。収入は目標が数値で示されるのに対し、支出の削減目標などはめったに聞いたことがない。理不尽を感じるのは私だけ?(注:ごく狭い範囲を指して言ってます)

こういうことを考えるためには、やはり基本・本質って忘れちゃいけないんだよね。まぁ厳密に言うなら何をもって本質なのかという定義はできないのかもしれないけど。少なくとも会社の仕組みは、全て現場が気持ちよく仕事をできるようにサポートすること、というのが本質というのは大多数の賛成を得られそうな気がする。それなのに、会社では仕組みのためにやらなきゃならない仕事がけっこうある、と思われる。全くもったいないね。

ところで、一度システムが出来てしまうと、あとはそれを守ることが優先されてしまうのは、仕方のない事なのだろうか。仕組みを疑う人はいないのだろうか。まぁ一般に、疑う人は末端の人間が多く、気づかないのは偉い人に多いから、結局気づいても何も出来ないことが多そうではあるけれど。その点、経営者が自ら行動しているライブドア、見習うべき事もあると思う(反面教師という面もあるかもしれないが)。変わったことをするから反感を買ったとしても、そういう行為が現れる事自体、既存の仕組みがどこかおかしいんじゃないかと思いますね。こういう小さな流れを今はつぶしてしまっても、10年後には世の中の仕組みを変えるほどの流れになってるかもしれないし。

なんだか長くなってしまった(笑)。でも言いたいことは「結局自分が動かなきゃ」ということなんです。自分のためでも人のためでも、よかれと思うことならばまずは動いてみようかと。愚痴っていても始まらないし。来年度の事を色々と考えていたら、こんなことで頭がいっぱいになりました。