税制がどんどん複雑になっていないか?

富裕層に対する税金が高くなるようですが、中堅どころも若干増税になるっぽいですね。考えがあってのことだと思うので、増税そのものは特に不満はないけれど、ますます複雑になってしまうと徴収コストも大きくなるだろうに。やっぱりすっきりしていて、分かりやすい税金体制にすることが、結局は公平だと思うんですよね。

そう考えると、一番公平なのは、やっぱり消費税ではないかと。使ったお金に比例して税金を負担するのだから、結局は収入に応じて税負担をすることになるんだし、○万円を超える超えないという境目を気にする必要もないし、累進課税を考えなくてもよいし、とってもシンプルになると思うんだけどねー。生活のベーシック部分の日用品、書籍、学校関連などを免税しておけば、低所得者層に対する配慮もなくて大丈夫だろうし。

あと、法人税を5%下げるという話も出ているが、いっそ中小企業は法人税を時限で免税にしてしまってはどだろうか。セットで、中小企業で働く人の所得税も免税にしてしまうとか。そうなれば、人材が大企業だけに偏ることもなくなるだろうし、中小企業が資金面でも人材面でも一気に活性化すると思いますが。そういう大胆な政策こそ、今は求められているように思いますけどね。