毎日毎日、値上がりのニュースばかり

どのニュース番組でも、まず取りこぼし無くガソリンの値上げの話、そして生活必需品の値上げの話をみかけます。そんな時は、きまって一般庶民が苦しんでいるインタビューもセットで。

・・・正直、飽きました。報道されたからといって値段が下がる訳じゃなく、そして値段が上がれば苦しいのは当然。その当たり前のことをただ報道されていても、最近は「だから何?」としか思えません。この急激な値上がりが急激すぎるのは分かりますが、基本的には「だってしょーがないじゃん!」という話じゃないですか。誰が悪い訳でもなし。
(もっとも、政治が無策という問題は根本にあるのでしょうが)

そもそも、報道している人達の年収を考えれば、彼らは10円20円の値上げはさほど影響ない人種でしょうから。そのたりにも、ちょっと胡散臭さを感じてしまうこの頃。

ただ、どんなに理不尽でも苦しくても、それが「市場経済」というもの。格差社会と呼ばれますが、これも市場経済によるもの。それでも近代経済の初期に比べれば、労働環境や法律も整備されているので、格差があってもなんとか最低限度の生活が送れるだけのセーフティーネットは整っている。あとは流れに揉まれるしかないのです。