お得? 地球にやさしい?

朝のワイドショーで、テレビの待機電力で節約する実験をしてました。しかし、

ほんとに有効?

と思わざるを得ない。毎日、テレビを消すたびに忘れずわざわざ電源抜いて、(テレビに出ていたお宅では)1日23円の節約になるらしい。1カ月で、700円ほどですね。でも、同じお金を稼ごうと思ったら、バイトでもした方が遙かに効率がいい。よほど節約が生きがいにでもならないと、私にはできそうにありません。その程度なら、待機電力分くらいお金払ってでも、使いたいときにすぐ使えるメリットを活かした方が経済原則にもかなっている。

あと、温暖化ガス削減のため、電気は控えようという話もしてましたけど、そもそも発電所ってこまめな需給調整には対応できないでしょう。自分1人がちょっと節約しても、発電所の発電量を抑えるほどの影響を与えないと、結局は作られた電気はどこかで熱に変わっているだけのこと。せめて全国規模で運動するくらいのことをやらなきゃ、恐らく意味ない。報道するなら、目先の節約だけじゃなく、そういう本質も話してほしかった。

ですが、節約自体が意味ないこととは思ってないですけどね。やはり前提として、無駄遣いが良くないという心構えは必要と思うので。