「エコ」が消費を刺激する?

低燃費の車への買い換えや、省エネ家電への買い換えが推奨されて、いまや経済対策の目玉でもありますけど、一番の「エコ」とは、出来る限り生産と消費を控えることなのではないのだろうか。技術的に高い水準に達している今、既存のものでもよほど古くない限りは、だいぶ省エネだと思うのです。なのに、多少の「エコ」を求めてこぞって消費を煽るって、そもそも矛盾をはらんでいるように思えるなぁ。

でも、売れないと企業側の開発意欲にも影響するだろうし、そもそも大きな開発費もかけられなくなるし。売れた方が良いのは言うまでもないのですが。偽善的な「エコ」はともかくとしても、省エネ・省資源と、経済活動とは、なかなかバランスが難しいというところでしょうか。