震災で見えた「現場力」

いざというときは、現場がそれぞれの判断で動けるのが、いい結果をもたらすことが多かったようだ。マニュアルに忠実なほど、マニュアルが想定していないことには、何も対応できなかったって。特に今回の震災のような状況では。

ただしそのためには、普段からその「現場力」という意識を植え付けておいてこそだろうな。特に意識も訓練もないまま、現場に任せる!といったところで、それはもちろんうまくいく訳がない。この途端場の対応が絶賛されているのが、TDR。ここでは、ゲストのためになることであれば、現場の判断で何をしてもいいそうだ。そのための訓練もしているし、それがあったから、寒い中でも売り物のお菓子とか、寒さをしのげるモノとか、全てを提供できたみたいだもんね。こんなことを、経営会議なんかを開いて議論しているようでは遅すぎるから。一時的にはもったいないことでも、こういう対応が将来的な信頼や信用をより確固たるモノにするんだろうなー。

ほんと色々と考えさせられる震災でしたね。