おもちゃのカメラとカメラのおもちゃ展

日本カメラ博物館(一番町)へ行ってきました。常設展の横で、トイカメラとかキャラクターカメラとか、それにカメラをモチーフにしたおもちゃなど、興味深いものが多々展示されてました。どれも一昔前のものになるので、親の世代が見に来たらすごい懐かしいと思いそうなものばかり。

今時のものはあまりないのですが、これらはカメラが憧れだった時代の名残なのかもしれませんね。今やカメラは「使い捨て」なんていって、いつでもどこでも手に入るものになりましたから。高性能のデジタルカメラですら、ちょっと頑張れば誰でも買おうと思えば変えますからねー。OM-1が出たような時代は、初任給と比較するような、そんな値段だったはず。フィルムも現像も今ほどお手軽ではなかっただろうし。そんな歴史が全部感じられるような、興味深い展示でした。

でも、内容は良かったのですが、我々が滞在した30分の間に、他のお客さんはまったく現れず。写真展といえばもっと賑わっているものかと思いましたが、東京にあってこんなものなのでしょうか?