Google八分

Googleの検索に引っかからないことを、『村八分』になぞらえて『Google八分』と呼んだりしますが、Googleの場合は八分ではなくて十分というのが正しいでしょう。結果に載るか、載らないか、のどちらかですから。

じゃ残りの二分はなんなのかというと、昔の人は仮に誰かをつまはじきにしても、火事と葬式だけは別と考えてました。その良心を二分と考えて、できた言葉が村八分。この考え方に、日本人ならではの和を重んじる人生観が感じられると思いません?

こういう相手を考える思いがベースにあれば、昨今のイジメの問題でも、基本的にはむしろ健全な社会生活だと思うんですがね。それが、徹底的に弱い者イジメしてしまうから、問題なのであって。なぜそう変わってきたのかと考えると、子供は大人の鏡! 大人社会を見てみれば、それこそ職場の権力や周り近所のしがらみのなかで陰湿なイジメがあったりして、自殺者は年間数万人単位で発生しているのが現状。まずは大人社会のイジメを問題と考えるべきなのでは?