みはらしの湯@八丈島

※写真は、八丈島から見た八丈小島です※

今年は、せっかくなので行ったことのないところへ行ってみようという目標を立てており、その一環として八丈島へ行ってきました。伊豆諸島・小笠原諸島の中では最大の島ということもあり、今回はレンタカーを借りて島を散策。

これまでも離島に出かけたことはありますが、いずれも本土がはっきり見えてました。でも八丈島は、1周1時間程度の小島なのに、周りに島影はなし。なんか、大洋の真ん中で自分たちだけがぽっかり浮かんでいるような、なんとも言えない不安感もありました。沖縄も同じような感じですが、あちらは充分に大きいと言えば大きいですね。

そんな島でも、行政的には東京都です。人口1万人ほど、この限られた土地でもしっかり生活している人がいるわけです。経済的にも土地的にも限られているのに。だけど、そう考えると、この規模でも充分に生活レベルは保てるってことですね。車は外から持ってくるとしても、衣料・食料のスーパーはあるし、土建屋さんもあるし、医者もいて。そんなに多くを望まなければ、無理なく背伸びせず生活するには充分なんでしょう。これを基準に考えると、田舎が不便なのではなく、東京がいかに肥大しているか。どっちが幸せなんでしょうね?

ということで、宇喜多秀家も流されたという八丈島。島の名産である明日葉ピラフを食べ、南の方の海を見下ろせる温泉「みはらしの湯」でのんびりし、あとは車で八丈富士を一回りして、カフェで珈琲を楽しんでと、日帰りでしたがけっこう満喫してきました。機会があれば、また行ってみたいです。東京から距離的には近い割に、独特の文化や雰囲気を持っていって、けっこう楽しい。