震災よりも、水災なのか

地震国の日本、古くても耐震はそれなりにしっかりしているみたいで、震度7の大地震でも倒壊家屋は意外と少なかったそうです。今回の被害のほとんどは、その後の圧倒的な大津波が原因だって。確かになす術がなかったことは、テレビを見てればよく分かりました。たまに地震の後に30cmの津波がきましたーというニュースがあるけれど、映像見ていてなんだその程度と思っちゃったこともありますが、海の水が防ぎようもないほど圧倒的に押し寄せて来たときの破壊力。街を根こそぎ壊滅させるほどとは思わなかった。たった30cmでも、海の水全部が30cmの高さで押し寄せてくるかと考えると、甘く考えてはダメなんですね。1人でも多くの人が助かること、1人でも多くの人が早く普段の生活に戻れることを祈りたいです。

今後は今回の災害を機に防災の考え方もだいぶ変わっていくように思いますが、今回のこの津波を見てしまうと、これは何をどうやっても防げないような気がしてきます。万一の場合の備えはしっかりしても、想定を超えることも、想定していても防ぎきれないものもあるかもしれません。もはや、低いところには住まない!くらいしか、根本の対策はないのかもしれません。でもそうはいっても、水が得やすくて、平らかだら住みやすいので、この狭い日本ではそれも難しいですね。