エゴ運転?

ある人が「エコ」ではなくて「エゴ運転」という表現を使っていたけど、これは同感。「燃費を良くするため」といって、発進やブレーキをゆっくりにし、ましてや最高速度も流れに乗らずにマイペース。そうなると、ひとつの信号を通過できる車両台数が減ることになって、車全体としては待ち時間も長くなり、結果としては無駄なガソリンを消費する車が増えることになる。それでも、自分の燃費が良ければ気にしないということから、「エゴ運転」ということみたい。

そうなんだよねー、「エコ」って、極小的にはエコでも、大局的に見たときにエコとは限らない。エコのために電車に乗らずにチャリや歩きにしましょうと言ったって、走ってる電車の本数が減るわけではないし、歩こうが歩くまいが実は社会全体で消費されるエネルギーは変わっていない(※注:厳密には、一人の体重分ちょっとだけ電車が軽くなるので、エネルギーの消費量は誤差とも言えないくらい小さな範囲では削減かもしれないけど)。世の中でブームになってる「エコ」は、ほとんどが「エゴ」と言える可能性を秘めてるのかもしれん。