基本料的に自由化した方がいいんじゃないですかね。特に農業が打撃を受けるからと反発している声が多いけれども、国が補助出して産業を守っていっても、ながーい目でみたら良いことはないでしょう。農業のあり方だって変わって行かなきゃいけないし、ＴＰＰに参加したって、たくましく負けない農業を始める人だっているはずだもん。それに、それに足を引っ張られて、本来競争力のある工業が同じ土俵で戦えないデメリットの方が遙かに大きいはず。
だいたい、国が鎖国する方にお金を出したところで、競争力がつく訳ないじゃないですか。もはや社会主義の計画経済に近いような気もするし。同じお金を使うなら、競争力をつける方に向かって欲しい。そして仮に国内の農業が衰退したところで、どうせもともと自給率100%でないのではあれば衰退したって大した変わりはなく、引き続き諸外国から購入できるようにWin-Winの関係をつくればいいのだから。自分で食べ物を作らなければ食べていけなかった時代ならいざ知らず、そこまで農業を神聖化しなくても大丈夫でしょう。
