農家の戸別保証について

日本では弥生時代からの歴史的な背景があるせいか、「米」が異様に神聖化されている文化があるように思うのですが、それでも生産コストが販売価格を上回ったらお金を渡す制度なんて、かえって産業が健全に育つとは思えませんね。基本的に、黙っていても怠けていてもお金をもらえる世界がろくな結果を生まないことは、旧社会主義圏が明確な結果を示してくれているでしょう。戸別保証制度は、ミニマムにはそれと同じことですよ、きっと。

とはいえ第一次産業第二次産業とは違って、天候をはじめ諸々の予測しにくいことにより、生産量が左右されてしまうことは分かっているけど、だからこそ大規模化や効率化を行って、体力つけていくことが大切なのではないだろうか。個人に頼るのではなく、株式会社化なんかもどんどん進めるべきですよ。