「ねじれ国会」というけれど・・・

数の理論で、議論が不十分な状態でも通してしまうということは、かえって民主主義っぽくない気がする。多くの意見で議論しながら、落としどころを探っていく。それこそ、議会政治のあるべき姿なのではなかろうか。と考えると、衆議院参議院で勢力図が異なるというのは、ねじれではなくて、むしろ良いことなのではないだろうか。

ただ、ホントに正しいと思ったことを強いリーダーシップで実行しようにも、スピード感は出ないし、舵を取るのは相当の苦労がつきまとうでしょうね。でもここでリーダーシップを発揮できるだけのビジョンを示せれば、グローバルな政治の中でも後れを取ることはないはず。菅総理には頑張ってもらいたいです。二世でないというだけで、なんとなく期待を持っているので。