都心と成田空港を結ぶ新高速鉄道の相性が「スカイアクセス」というそうです。このおかげで、羽田空港〜成田空港を直接結ぶ電車が大増発になるそうですが、直通でもかかる時間は約100分ですって。相性はカッコよさげかもしれないけど、時間距離と心理的距離は相変わらずなのではなかろうか。一体となって運用するには、100分は遠すぎでしょう。
これじゃぁね、首都圏の航空需要は引き続き課題が解決されず、近隣諸国に遅れをとっていくばかりになってしまうんじゃないか。そもそもたいした資源もなく、日本が引き続き発展するにはヒトモノカネを効率よく流通させてこそだろうと思うんだけど。
もう羽田をどうするとか、成田をどうするとかの話ではなくて、「仁川に負けない国際空港を作る！」という課題を掲げたら、いっそ成田を捨てて羽田に投資する方がよほど近道だと思いますが。
