意思疎通って難しい

こちらはこれで充分に伝わるはず!と思っても、受け手にその意図が正しく伝わるとは限らない。むしろ、正しく伝わらない事の方が、多いらしい。つまり、最初からある程度の情報がお互いに共有できていないと、まっさらからで正しく伝わる可能性はかなり低いらしい。

例えば、こんな実験があったらしいのだが、机を手で叩いてメロディーを刻んで、それがどんな歌なのかを聞いている人に伝えるというもの。聞いている側は、何かのメロディーであることは聞かされているのに、題名が分かった曲はほとんどないそうです。それが、ハッピーバースデーのような誰もが知っているような歌であっても。

システムの、要件や仕様を伝えるというのも、同じ事が言えるのかもしれない。伝える側はそれなりの確たるイメージを持っていても、聞く側がそれを分かっていないと、結局はちゃんとした理解に至らないのでしょう。これをすりあわせてこそ、プロジェクトが遅滞なく進み、かつユーザにとって使いやすい機能が出来上がるはずなんだよね。難しいけど、意思疎通ってほんと大事だわ。それもメールじゃなく、対面で行った方が、情報量も数倍多くなるし。