キンタローマン騒動(お役所なんて、所詮こんなもの)

南足柄市のPRキャラクターを市民投票にかけたところ、圧倒的人気だったのが「キンタローマン」。にも関わらず、最終的な最優秀賞は、次点どころか12位のキャラクターに決まったそうです。この結果が、最初から最優秀賞が決まっていたとか、だったら市民投票なんて必要ないだろうとかで、はっきり言えば「やらせ」ではないかと不満の声が挙がっているとか。

そりゃ、この結果だけみれば当然そうなるでしょうけど、役所側もヘタですねー。多分、悪気があって「やらせ」をしたのではないだろうと思うのですよ。(いや、悪気があった可能性も否定はしませんけど) でも、キャラクターを広めるためのストーリーや、PR活動に考えている場とか、アイテム・版権などの二次利用とか、着ぐるみの作りやすさとか、トータルで考えた場合にこの最優秀賞の作品がベストだと判断したのでしょう、おそらく。でも、だったら市民投票する前に、最初から点数を付けるルールを明らかにしておけば良いだけだと思うのですよ。これら諸々を考えて一番を決めます、市民投票の配分はトータルの25%とか、ね。そうすれば不満も出ないし、最初からそれを狙ったキャラも生まれるかもしれないのに。結局はただ「不器用」なだけな気がします。

でも個人的には、どこもかしこも“ゆるキャラ”ばかりの今、こういう尖ったキャラクターの方が個性的で良いと思うんですけどね。