永平寺

曹洞宗の総本山ということで、納骨に行ってきました。うちの実家の方では、納骨というと火葬したその日に各家のお墓に納骨してしまうものですが、名古屋の方ではお墓とは別に、永平寺へ納骨するんですって。所変わればというか、宗派によるものらしいですが、習わしは地域によって全然違うんだなと、あらためて感じた次第です。

ところで永平寺には、そんな訳で全国各地からのたくさんの位牌が並べられていて、なんともいえない神聖さを感じました。仏様なんて別に〜と思ってる自分でも、さすがに思っていても口には出せない何かがあります。それと永平寺は、禅修行の場としての歴史もあるとのことで、今でも全国各地から200人を超える修行僧がはげんでいるらしいです。すごいな。

永平寺の付近は、町の名前自体も「永平寺町」といい、地域と友に歩んできたんだというのが感じられました。雰囲気的には伊勢神宮に近いかもしれません。今回、納骨を済ませたあとはそのまま東京まで戻る予定だったので、あまり時間が取れなくてゆっくり見て回ることはできなかったのですが、ここも一度ちゃんと時間を取って来てみたいところですね。あんまり福井県自体、観光に来たことがないので、いずれのんびり来てみたいな〜と思いました。東尋坊という色んな意味での名所もあるし、実はまだ未撮影の国道も2本ほど残ってるので。