羽田空港国際化

にわかに騒がしくなってきたような、羽田空港と成田空港の問題。真っ赤になって怒っている森○知事の姿をみてたら、理由は国益・県益ではなく、ただのパフォーマンスとしか思えなかったけど。でも本来であれば、今さら議論されることではなく、羽田D滑走路の話が決まる前に議論されているべきでしょう。いざ完成間近の今になって、話をするべきことではないはず。多分、自民党はそこらへんをなぁなぁですませて、国益よりも目先の選挙とか公共工事のみを考えてきたのでしょう。民主党になって、ようやくそこに踏み込んでくれたからこそ、こんな議論になっているのだと思われる。前原大臣は大変とは思いますが、国の有り様を決める決定的な場面の梶を切っているとも言えるので、やり甲斐は充分にあるのではないかな。

それに、感情論さえおいておけば、どう考えても成田が羽田に勝るところはありません。済み分けるとしたら、旅客は国内も国際も羽田に集めてしまって、貨物だけを成田にもっていくとか、そういう方がよっぽど理にかなっている気がします。いずれにしろ、空港を利用するユーザの目線と、これからの国のビジョンをふまえて、今後のあり方を考えてもらえればと思いますが。

しっかしまぁ、あの○田知事の変わりようといったら。夜も眠れないと言っていたのに、一転満面の笑顔ですもんね〜。合理的に理由があって怒っていたのではなくて、感情だけで怒っていたか、そうじゃなきゃやっぱりパフォーマンスだろうと思ってしまったのは、私だけではないだろう。知事の仕事としてどうなのだろうか。