どこまで過保護なんだか・・・

どこぞの高校の文化祭で、カセットコンロの上に大きな鉄板を置いてヤキソバを作ってて、ボンベが爆発したそうな。

マスコミではこぞって学校側の管理責任を問い、学校側も謝っていたようですが。しか〜し、ボンベには高校生なら理解できる平易な日本語で注意事項が書かれています。これを読めないどころか、理解できない年齢でもないでしょう。こんなことまで学校側が管理しなけりゃならないなんて、それこそ「自己責任」という言葉はどこへいったのやら。それとも、
ゆとり世代にはダメと書いてある理由まで説明してあげないと、自ら考えることすらできないのか?

いずれにしても、こんなことでメーカーまでが責任を取らされることがないことを祈ってます。事故は無いにこしたことはないけれど、あらゆるNGな使い方に耐えられる製品を作るというのは、コストの観点からもナンセンス。あらゆることに過保護になりすぎるのではなく、生きてく上での常識的な範囲の生活の知恵を身につけるのは、その人の責任。事故がある度に製造者責任も問われていますが、危ないことは危ないと注意することも立派な責任ですって。その上で、それが受け入れられるかどうかはまた別問題ですけれど。受け入れられなければ、受け入れられるだけの物に改善される訳ですから。そういう意味では、カセットコンロは間違いなく爆発させた方が悪いと思いますよ。