史上空前の問題番組!なのか?

あるある発掘大辞典。問題という以前に、もともと怪しいと思ってましたけどね、わたしは。そして、その怪しさの裏側を探って楽しむ番組だと思ってました。

ことインターネットになると、ユーザのリテラシーとか、情報は玉石混合なので自ら取捨選択する必要があるとか、声高に叫ばれるのに、テレビの情報は何となく無条件で信じてしまう人が多いってことなんでしょう。そもそもテレビなんて胡散臭いものなんだと思っていれば、今回のあるあるの事件も「よくこれだけの人数に長い間ばれずに信じ込ませたね」と、逆に褒めても良さそうな気さえしてしまいます。つまり、だまされた方が悪い。

だいたい、テレビで言われたとおりにやってみても、効果がないことにはすぐ気づくでしょう。それに誰も気づかなかったということは、そもそも誰も継続できていなかったということも言えるはず。となるど、結局どっちもどっちなんじゃないかな。ホントに効果があるかないかはともかく、どっちにしろ継続出来ない一般ピープルにとっては、やらせでもホントでも何の違いもないのです。


それにしても今回思ったのは、やっぱりまだまだテレビの影響力が大きいということ。インターネットのために新聞・テレビ等の旧来メディアが脅かされているといっても、無条件で信じてしまいがちなのはやっぱりテレビ。ネットに情報を発信することはいつでも誰でもできますが、ほんの一瞬ですらテレビに出演することなんて滅多にありませんから。しばらくは、インターネットは「便利な道具」の域を抜けなさそうですね。