五箇山

マイルの活用と国道の写真撮影を兼ねて、まだ足を運んだことのない五箇山へ行ってきました。世界遺産に登録されてから、観光客でひっきりなしという噂を聞いていたものの、この時期はオフシーズンなのか(あるいは、既にブームが終わってしまったのか)人が少なくて、返って落ち着いた雰囲気を味わえてよかったです。ほんとこれらの集落は、数百年の時が止まっているかのよう。だんだんと合掌造りが減っているという話ですが、こういう文化は大切にして行きたいし、行くべきでしょう。

そういや小学生の頃に、親に連れられて白川郷に出かけた事はあったけど、まだ文化も歴史も分からない頃なので。楽しかった記憶がかすかに残っているけど、さすがに小学生ではただそれだけ。日本史に興味を持ち始めた今、こういう歴史ある村を訪れるというのは、感慨深い物があります。

でも、寂しいかもしれないけど、自然の成り行きで消えていくなら、それはそれで仕方のないこと。大切にしようというのは簡単だけど、だからといってそこで生活している人たちに一生そこに住めなんてことはいえないので、残るも消えるも含めて自然のままであってほしいなぁ。