明日の神話

現在日テレで公開中の、岡本太郎明日の神話」を見てきました。なにせ、職場から歩いて1分ほどの近さです。ランチの帰りで充分立ち寄れてしまう。

感想は、壁画の大きさには圧倒されるものの、何というか「俺でも描けるんじゃないか?」というような絵なんですけど。きっと分かってる人がみれば評価されるべき絵なんでしょうけど、見る目がない自分が見てもイマイチその良さが分からない。それは大阪の太陽の塔もしかり。あれもどう見ても変な形だよなぁ。

やっぱ芸術って不思議。きっと絶対的な良し悪しはなくて、たまたまその時代の感性にあったとか、たまたま偉い人の目にとまって褒められたからみんなも良いと崇め出すとか、そんなところで価値はきまっているのではないだろうか。通貨と同じで、これも単なる紙切れ(しかも原価は数十円)なのに、日本銀行を信じて1万円という実態のない価値を持っていたりするからね。

95%左脳人間の自分は、ようやく発見された貴重な壁画を見ながら、こんなことを考えていたのでした。つまらない人間だな>おいら。