社会人の常識と、会社人の常識

この2つは時として別物ですよね。硬く考えず、単にお互い気分を害さずうまく仕事が流れるように、というマナー的なことであれば、本来あえて別に考えることもないのですが。時々「うちの会社ではこうですから・・・」と相手に(知らず知らずかもしれないけど)強要してしまう人がいて。とたんに、そのギャップが表面化してしまう。

もともとは、うまく仕事/事務処理/人間関係を進めるために考え出されたのがシステムであって、その大きな形が社会(国)であったり会社であったりするのだろうけど、いつしかシステムありきになってしまって、融通が利かないケースがよくみられる。「なぜこれが必要なの?」と聞くと「決まりですから」というこれまたお決まりの答えが返ってくる。確かに便利で楽な世の中になって来てると思うけど、生まれた余裕で「考える」ってことをが必要なんじゃないのかな、本当は。

ちょっと話は飛躍しますが、当面小泉首相応援したいですね。気持ちとしては対抗馬としての民主党に頑張って欲しいけど、誰かが何かをやらないことには、良いも悪いも見えてこないので。民営化したり再編したり、入れ物だけを変えても意味がないという声もあるけど、個人的には中身を変えるのって大変なので、まず入れ物を変えてみるところから初めてみるというのは有効なんじゃないかと思っている。そこから少しずつでも、新しい風土が芽生えるはずだから。

とかまぁ、最近自分でもグチりたい事が多く、書いていたら大きな話に発散してしまった(笑)。ただ、まず自分たちからできることとして、仕事の場とプライベートの場を分けることくらいは、最低限のマナーとしたいですね。自分でも気をつけなきゃ。

最近見ました。

地下鉄で、携帯で一生懸命遅刻を謝っている人。どんなに頭を下げたって、相手にゃ見えませんって。しかも「あと2駅ですのでもうちょっと・・・」といいながら、実際はあと5駅も先。もはやパロディに見えてしまう。

電車の中では携帯電話という前に、ビジネスはやめましょう。