人体を媒介として通信を行う研究が進んでいるらしい。うまく人の表面に電気を流すことで、10Mbps程度の通信ができるそうだ。腕時計やPDAやスイカの様なICカードに保存用メモリを仕込んでおけば、例えば手で触れることでデータのやりとりが可能となる、はず。
直感的に分かりやすい通信手段だよね。手で触ることでデータのやりとりができるなら。10Mbpsもの通信料があるなら、けっこうな応用が可能なのかもしれない。でも、ちょっと人に触れるだけでデータが抜かれてしまうという、セキュリティ的に心配な面も出てくるのかな。
人体を使って通信するなんて、すごく胡散臭く聞こえるけど、どんなことでも新しい技術ってそんな感じ。多分、携帯電話も「いつでも、どこでも」なんて、そんなことできるか！！ と思われたに違いない。個人的には、将来的に爆発的に普及しそうな予感がする人体通信。ちょっと注目していきたい。
