切符を横にしても通るとは。

都営浅草線の自動改札で、間違えて切符を横にして入れてしまった。でも通過には問題ない。いや〜良くできてるね。こんなことになぜ感心するかと言えば、札幌の地下鉄の自動改札は、横どころか裏向きに挿入しても怒られるから。以前に裏向きに挿入して通過できたときにも同じように感心したことを思い出した。

そもそも、システム化するなら人に優しくするのが本質でしょう。人が改札していれば裏だろうが横だろうがなんとか見てくれるはず。それが「自動改札になったので表向きでまっすぐ挿入して下さい」といわれたら、人がシステムに合わせていることになる。そういう仕様ではデグレードしていることは明らか。人は間違えるもんだという前提で、システムは人に優しくあるべきだと思います。それなのに周りを見返してみると、どちらかというと人に厳しくシステムにやさしい物ばかり。今入力しているキーボードもその1つ。109個ものキーを正しく入力しないと期待通りの動作が得られない。進化の早いコンピュータの世界で既に何十年と使われているデバイスなのに、未だに進歩がないって・・・そこまで完成されたデバイスだとは思わないけどね。

でも少なくともそのうち、携帯電話的インタフェースの入力デバイスに変わる可能性はあるかもね。

ちょっと脱線したけれど、札幌の地下鉄は自動改札が人に厳しい以外にも、いくつか面白い特徴を持ってます。

1.網棚がない
2.タイヤで走るのに「地下鉄」と呼ばれる
3.携帯電話はメールでもゲームでも使ってはいけない
4.プリペイドカードは1割分のおまけが付く
5.雪の季節がかき入れ時

ん〜 独特ですねぇ。