やっぱディーラーはひと味違います。

以前はもっぱらオート○ックスか、ドライバー○タンドの常連だったが、車の買い換えをきっかけにディーラーに出入りするようになった。値段だけならショップにはかなわないけど、丁寧さとサービスレベルが断然違うことにびっくり。

これまでもディーラーでは車検などでお世話になったこともあったけど、実はディーラーには高い・冷たいというイメージをもっていた。実際、そういう扱いをされる事が多かった(特にうちの近くの○○特販!)。でもそれって、飛び込みの一見さんだったというのも原因なのかもしれない。だからショップもディーラーもこんなもんなんだと半ば諦めていた。しかし今お世話になってるホンダベルノさんは、誰が応対してくれても気持ちいいし、何より仕事が丁寧。オート○ックスでは何をされるかといつもドキドキしてるし(このまえは、助手席下のパネルが外されたままだった!!!)、間違っても財布なんか忘れる訳にはいかないけど、このディーラーならその辺も安心して1週間でも預けられそう。

今日はエンジンオイルの交換、それこそガソリンスタンドでもできることだけど、わざわざディーラーにお願いしに行った。ところが簡単な作業にも関わらず、整備担当の顔と名前を教えてくれたり、ささいなことでもプロ意識をもって仕事をしてることがよく分かる(基本的な点検もしてくれたし)。むしろ車のオーナーよりも、車を大切に扱っているんじゃないかな。末永くお世話になるなら、こういうお店がいいですね。


ということを考えていて思ったけど、これってうちの会社の仕事ぶりにもすごく当てはまる気がした。うちも製品は持ってない会社だけどお客様に価値を提供しているという点で、ディーラーっぽい仕事をしているとも言える。でもそこそこ大きい会社なもんだから、小さな仕事は手を抜くとか抜かないとかの以前に、そもそも「うちの仕事ではない」みたいな雰囲気がある。だけど金額の大小じゃなくて、どれだけ満足させられたかを考えないと本当はいけないんだと思うのよ。1回の仕事は小さくても、リピーターになってもらうことでまたビジネスは広がるし、口コミで周りに広がることも期待できるし。そこをケアしないと今は良くても将来的な発展はいつまでたっても見込めないような気がする。

会社の先輩と、今の自分たちのミッションとか、モチベーションを上げるためにはどうしようとか、泥沼に入りやすいけど建設的な議論をめざしてよく話をしているんだけど、まず個々人の仕事のスタンスとして「プロであれ!」ということが必要なのかもしれない。