貯金は絶対的に「是」なのかね?

たまに貯金をテーマにした「貯まるひとの習慣」とか「貯まらない人の習慣」といった記事をみかけるけど、そんなに重要なものかね。もちろん、貯金があるにこしたことはないだろうけど、ファイナンス的にはお金の価値が一番高いのは今現在なので、貯金ばかりではなく、今有効に使うことも大切だと思うんだけど。貯金して増やすのは選択肢の1つであって、ファイナンス的な投資もあれば、自分への投資もあるし、旅行などもお金の価値が高い今現在にしておいたほうが安く付くし。なのに、貯金だけ取り上げて、年に100万は貯金!とあおられてもなぁ。

で、誰が書いたんだろうと見てみると、ライターさんはやっぱり銀行系の背景がある人だったりするんだよね。専門家とはいえ、それぞれの得意分野があるので、真面目な記事ほど記事のソースは気にしないと。決して嘘ではなくても、その人の専門領域に誘導される可能性が高いから。例えば、以前にみたものでは、「運転中に眠くなったら何しますか?」というアンケートでガムが一番に来たけれど、「ロッテ調べ」という脚注があったから。そりゃそうなるわな。