まずは第一歩。やはり市場原理に任せた方が、結果健全な競争になっていくと思うよ。原発云々も、政治が絡んで推進していくよりも、費用対効果の面から選択されなくなっていく可能性もあるわけで。だけど、この手の話を自民党や経産省が行っているところが微妙だなー。結局電力会社が不利にならないような条項が入る気がする。それに送電を大手が担っている以上は、新規参入業者がどこまで同じ土俵でがんばれるかも懸念。
だけど、そんな独占にあぐらをかいているうちに、新規事業者が小さなエリアからでも独自に送電網を整備してサービスを始めて、それが段々と大きくなっていったとしたら、大手の持ってる送電網が無用の長物になる可能性もある。早い内に送電部門を独立しておいた方が、将来的には良い結果を生むという可能性だって十分考えられるのに。「既得権益」というものは、当事者はなかなか捨てられないのかね。そこにとらわれないことが本来の政治や経営というもののはずなんだが。
