面白い映画だったけど、個人的にはちょい物足りない感じだった。このような歴史物の映画は、基本的に史実に忠実なストーリーが好きなのだけど、概ね史実でありながらフィクションの恋愛が絡んできていたのが、俺的にはちょっと微妙だった。それに、オープニングの登場の仕方などが、その後のストーリーを概ね予感させるバレバレ的なものだったしね。とはいえ、あの太平洋戦争で、天皇の戦争責任の落としどころをどのようにして決めに行ったのか、そのスリリングな展開は楽しかった。
だけど、この映画の最大の欠点は、マッカーサーがトミーリージョンズというところかな。どうしても缶コーヒーのボスのCMが頭をよぎってしまうので。
