大阪で純米酒を偽装?

とある日本酒メーカーが、純米酒にアルコールを添加していたってニュースになってたけど、なんか微妙なニュースだなぁと。これは、純米や吟醸ばかりをありがたがる、最近の風潮も原因の1つな気がするんだよね。悪意を持っての偽装だったらもちろん問題だけど、お酒もブレンドすることが必ずしも悪い訳じゃなく、飲みやすくするためのブレンドもあるので、おいしければなんでもいいじゃんねーと思うけどね。

ちなみにむかしの酒屋さんって、店頭で色々ブレンドしながら、そのお店の味を作っていたらしいよ。実はフランスで最も消費されているワインが、いわゆるテーブルワインというのと同じ事。なのにワインも、日本で飲まれているのはAOCばっかり。日本酒と同じ状況な気がするんだよね。あまり気取らず、値段やブランドがどうだじゃなく、おいしいお酒を気軽に楽しむことが本来のお酒の楽しみ方だと思うよ。