仙台!

今年のGWは、前半の方が比較的道路は空いてるとのことだけど、それでも栃木県内は断続渋滞だった。栃木県内を抜けるのに、だいたい普段の2倍弱ほどかかったかな。

で、この連休には、なんとなく仙台へ繰り出してみた。あまりちゃんと観光に行ったことがなかったであらためて行ってみたかったのと、ちょっとは東北支援という意味も込めて。その道中、仙台市内の海沿いを走ってみると、まだまだ津波の爪痕が垣間見られて、復興はこれからという感じだった。所々で漁船が放置されていたり、かろうじて残っている建物も激しく壊れていたり。そして一帯は田んぼか畑かのように広大な空き地なんだけど、元々はもちろん住宅街。復興なんて全然まだまだじゃんと思うけど、手つかずで放置されてるのではなく、手を付けているからやっとここまで整理されてきたんだろうな。本格的な復興は、全然これからだね。ここで普通に生活していたのに、一瞬でこの状況って、ほんと今回の震災の被害は甚大だったんだとあらためて実感した。テレビで見てると、まだ頭のどこかではフィクションのようにも考えてしまうけど、いざ目の前にしてみると言葉がなくなるよ。これがノンフィクションだなんて。

しかも、仙台はまだ三陸のような入り組んだ地形ではなくて平野だったので、このあたりの津波の高さは建物の2階程度だったみたい。それでもこんなに壊滅的なのに、三陸ではさらに高い津波に襲われた地域もあるでしょう。それを考えると、ほんと自然の驚異を実感したね。

それでも仙台は、中心部の方は津波の影響はなく、自信そのものの影響は全く感じなくなっている。すっかり元通りにも見えるね。見えないところでは、まだまだ復興中なのかもしれないけど、日本全体で応援しなきゃいけないということをあらためて感じたわ。行ってみてよかった。