子供へのまなざし

これ、育児中のパパ・ママには、とっても良い本だよ。乳幼児期に、子供とふれあう大切さが、とても丁寧に書かれてる。

赤ちゃんは、3歳くらいまでは、思いっきり甘えさせていいんだって。泣いてもほっとけば泣きやむようになるし、1人で遊ばせておけば1人で遊ぶようにもなるけど、それは成長ではなくて「諦め」なんだってさ。赤ちゃんに大して過保護ということはなくて、それよりも、求めれば応えてくるという信頼感を醸成することが大切なんだって。極端な話、常に抱っこやおんぶをして歩かせないようにしていても、歩かない赤ちゃんはいないって。心の成長もそんなところがあって、自分でできることはちゃんと自分でできるようになっていくってさ。だから、どんなに大変でも手を抜かず、できるだけ支えてあげるべきだって。

ちなみに子供をダメにするのは、過保護ではなくて、ある程度大きくなってからの過干渉らしい。ほっとけば自分でできることを、先回りしてしまうと、自分で考えなくなるそうだ。育児は、とにかく出来るようになるまで気長に待ってあげること。シンプルだけど意外と難しい、でも基本は全てこれだって。肝に銘じておこう。