絶対に倒産しない上場会社が生まれるらしい

東電。「大きすぎてつぶせない」という理由もあり、また損害賠償の話もあるので、国の管理下になってでも倒産しないような枠組みができるらしい。確かに倒産になると、電力の安定供給や市場に与える影響は大きいだろうけど、大きくなってしまうと最後は救われるというのは、モラルハザードや、不平等感を生みやしないだろうか。

今回の事故で、避難を余儀なくされている人に適切な支援が届くことは必要だけど、へたに企業を救済することは長期的には良くない影響を生みそうな気がするけど。でもだいたい、政府管理を考え出すあたり、いまだに政府や役人は「お上」であって、それこそ絶対につぶれることがないという奢りなのではないだろうか。