グルーポンのおせち騒動は騒ぎすぎでは?

年末のこの事件をきっかけに、グルーポン系サイトの是非が急に問われていますね。急激に盛り上がてきた分、しぼむときは一気にしぼみ始める、日本の市場にはありがちな状況でしょうか。ついブームに乗ってしまう、という人は提供側も利用者側も、たくさん存在するでしょうから。

もちろん、ビジネスモデル自体が否定されるものではないので、恩恵を受けた店舗や人もたくさんいるんでしょうけど、お店によってはかえって悪評ばかりを残してしまうケースもあるようで。これを機会にリピート客を増やしたいと目論んだとしても、そもそもが半額だから行ってみよう!という客層が多いとしたら、次は2倍の価格で食べても魅力がある!と思わせなきゃならない訳でしょう。それって、けっこうハードル高いことだと思うんだよね。まだまだ発展途上なジャンルだけに、今後の動向が気になるところです。

あと、おこがましいながらもマーケティングについて語ってみると、安定経営を安定させるためには、新規顧客をいかに増やすかというよりも、本質的にはいかにリピート客を増やすか、と考えるべきだと思ってます。それをベースに考えると、クーポンって、果たして本当にお得なのかどうか、自ずと結果はでると思いますけどね。