「口コミ」って、本当に生の声なのだろうか?

例えばかなりの信頼感が置かれている食べログって、基本的に投稿には「検閲」が入っていて、著しくマイナスなコメントは削除されるとのこと。広告モデルである以上、ある程度は広告主に配慮した対応が必要なことはやむを得ないと思うし、スパム的コメントが増えても利用者のためにもならないけど、だけどそれって本当に期待する情報なのだろうか。どんなに良いお店でも、行った人全員が満足するなんてことはないだろうし、むしろまずいことがあった場合に、どのように真摯な対応をされたのかを生の声として知りたいものだけど。

ですが、私の知ってる棒サイトもしかりで、「エンドユーザのため」と言いながら、半分はどうしても「広告主」の方を向いてしまうんですよねー。マスコミが、大広告主であるト○タの批判をほとんどしないのと同じように。そういう展では、Twitterこそリアルに生の声が拾えるメディアになるのかもしれないですね。だけど人が集まれば必ずスパムも集まる今の時代、スパムの排除はかなり難しいところではありますが。その点、なんだかんだで食べログは比較的うまくやっている方なのかもしれない。けっこう評価の点数に見合ったお店が多いと思うので。