本格飲茶

より現地の雰囲気を味わってみたくて、地元客でごったがえすという、今では少なくなったワゴン式の飲茶のお店へ行ってきました。確かに現地の人ばかりで、あまり英語も通じず。そしてこちらはどうやって入っていったら良いのかも分からず、右往左往する始末。でも見てると、みんな適当に空いてるところに遠慮無く相席で、どかっと新聞を持ち込んで、食べるのもそこそこに新聞にふけるのが習慣らしい。人のことなんて、良くも悪くもどーでもよいみたいだ。それに、ガイドブックに書いてあった「1杯目のお茶で食器を洗う」という光景も、ここではみんながやっていた。

でも結局、ワゴンを止めて食べたい物を食べるという本来のスタイルは、我々には無理でした。売り子のおばちゃんの攻勢が強くて、ほとんど会話もできない状態では「断る」ことができなそうで。となるとキリがなくなりそうだったので、おとなしくテーブルにあったオーダーシートにてお願いしちゃいました。でも、充分に雰囲気は味わえたので、その点はよかったね。オシャレな飲茶もよいけど、こちらはこちらで好きだな。そして、どこよりも安かったし。