「インフル対策冊子」というものがあるそうなのですが。

予算の都合で、再来年にならないと配布されない? って、それこそ手遅れというか、税金の無駄遣いではなかろうか。行政の目的は、できる限り感染拡大を防止することにあるのだから、予算なんて来年度に予算化することを担保に、お金がなければ借り手でも至急対応すりゃいいでしょう。手をこまねいているうちに、感染が拡大してしまったら、医療費だのなんだの冊子どころではないお金がかかってしまうのに。「省益」が気になって、「国益」を考えられないのだろうか。

それに、今時「読んでもらえない可能性がある」という理由で、Webには載せないんですって。バカじゃないの? 読まない人もいるでしょうけど、読む人もたくさんいる訳です。だったら、まずあらゆるチャネルで情報を伝達できるよう、しかもWebを使う分にはコストもそんなにかからないんだから、まずできることから進めればいいじゃん。そして、読めない人向けに急いで冊子を作って配るとか。一度に知るべき人全員に知らせないといけないという類のことでもなかろうに。

官僚って、少なくとも学生時代は成績が良かった人たちがほとんどだと思うんですけど、頭の良い人が寄り集まってバカな事考えると、誰も正すことなく全力でそこに向かってしまうんでしょうね。だって彼らは優秀ですから。だからこそ、リーダーが正しい方向に導くことが重要になる訳で、せっかく政権が民主党に変わったのですから、政治主導で感りょを引っ張ってくれることを期待したいです。