東京中央郵便局のその後

「誰だ壊したのは〜」と総務大臣が叫んでいた映像を見たのがつい最近。でも今の中央郵便局は、そんなちょっと壊れた程度ではなく、外側2面が薄く残されているだけで、内側はすっかり壊されちゃってます。会社のオフィスから丸見えなのですが、もう跡形もありません。ここまで壊して、ごく一部の外壁だけ残して、それで大臣は満足なのでしょうか。本来の「文化財」の観点で考えれば、これはもう別物というのではなかろうか。8割方が違うものになっているのだから。

これじゃ、わざわざ残そうとすることが、かえって無駄なコストを生んでるように思えます。一部だけ残して満足なら、いっそもう模型や写真で充分で、経済効率に振り切ってお金をかければよいのにね。