ランチを食べていると、眼下に見えるのが渦中の中央郵便局でした。今のオフィスは食堂が丸の内側に向いているので、ちょうど真下に中央郵便局がくるのです。
なんか急転直下な印象は受けますし、日本郵政の社長が「大臣が替わるたびに違うことを言われるのは困る」と言っておりましたが、確かに当事者としてはそうでしょう。でも、それはやむを得ない面も否定できないと思います。
人が変わると言うことが変わるのは、マイナスな面もあるでしょうが、大きなメリットもあるはずです。人が変わることで、別な視点での考え方が加わりますし、見直す機会にもなる訳です。一度誰かがOKしたら未来永劫OKでないといけないというのでは、その判断が間違っていた時に正すこともできないし、覆すこともできなくなってしまう。それが普通になってしまったら、トップが無能だったり、癒着があったときなどに、引き返せなくなってしまう。
と考えると、個人的には本質的な問題としては、トップが変わったくらいで見直し論が出るのであれば、そもそも計画が甘かったのではないでしょうか。誰に見せても文句なし、それはいい！ と思われるような計画を立てるべきだったのではないでしょうか。特に、少なくない国民の税金が使われている訳ですから。
