パリで讃岐うどん

友人からパリにおいしい讃岐うどんの店があると聞き、そういう軽い物を食べたかったのもありますが、パリで本場のうどんはどんな味なのかの興味もあって、お昼に食べに行ってきました。場所はピラミッド駅のすぐ近くです。出汁のベースというと牛や鶏がほとんどのフランスにあって、この鰹出汁はまさに日本の味。ただ、水が違うのかショウユが違うのか、塩気よりも若干甘みが勝っているので、ほんのちょっとだけ違和感があります。が、遠くフランスでこれだけのウドンは確かにすごい。パリで、フランス料理に飽きたら、ほっとする味なのは間違いないでしょう。

ただ、お値段は思いっきりパリ価格です。香川なら300円で食べれるし、東京でも600円前後で食べられますが、軽く1000円超えてます。今の円安というハンデがあるにせよ、現地でおいしい物を充分に食べられてしまう価格なのが残念。でもしょうがないでしょうね。かなりのものを日本から取り寄せてるでしょうから。

ところで店内は日本人客で溢れてましたが、そもそもこの界隈がリトル・ジャパンと言えるような街並みみたいです。ラーメン屋があり、そば屋があり、焼肉があり、日本食材の専門店まであって。パリにこんなところがあったとは。