改札機の上で眠る猫

日テレで、ネットで話題になっていた駅猫を紹介してました。もちワイドショーです。レポーターが朝から陣取って猫が現れるのを待って、昼頃一度姿を見せるけどすぐいなくなってしまい、夕方に別の猫が現れてちゃんと改札機の上で寝てくれるというお決まりのパターン。テレビですから、見えないところでどんな技を使っているかは分かりませんが、こんな時もあるのでしょうね。

でもこの猫の情報って、ちょっと前にネットで話題になってたあの猫のことですね。独自のスクープじゃなく、ネットで話題になっていたから取り上げてみたというところなのでしょうが、大手テレビ局としてこの姿勢はどうなんでしょう? この件に限らず、最近はドラマにしても映画にしても、すでに売れてるコミックがあったり話題になってる携帯小説があったり、元ネタが他にあるような番組が多くなってきたような気がしています。テレビ局もメディアとしては、コンテンツのクリエイターであるはずなのに、大事なところで二番煎じというのはねぇ。元ネタをネットに求めてる時点で、影響力という点ではネットの方が上だということを認めたことになってしまうのではなかろうか。

NHKの受信料はもちろん、民放でもCMを打つ企業へも購入という形で広告費の負担をしている以上、よりよいコンテンツを求めたいところです。最近はもう、意欲的に見るのは報道番組くらいですもん。バラエティも、どこもかしこも同じようにお笑いタレント+雛段芸人ばかりで、似たようにみえてしまって。