自分の周りでは、まだまだクレジットカードより現金がいいと言う人の方が多い。電子マネーは言わずもがな。それに実際にレジを見てても、カードといずれかの電子マネーが使える店舗であっても、まだまだ現金の方が圧倒的多数と思われる。
世の中、企業間の決済は振り込みが普通だし、一般でも給料は振り込みがほとんでしょう。つまり世の中のお金はほとんどは、電子データとしてまわっているはず。なのにいざ我々が使うときになると、リアルなキャッシュの方が良いという。なんか昔で言う「ラストワンマイル」という表現が思い出されます。クレジットカードや電子マネーのポイントというお得感がなかったとしても、電子化されていた方が利便性はよほど高いと思いますけどね。実際、レコードしかり、フィルムカメラしかり、テレビ放送しかり、色々なものがデジタルに移行している世の中ですから。いずれはお金も全てデジタルに置き換わる日がくるかもしれない。
昔は「日本銀行券」というものがあってなぁ、お金は日本銀行しか発行できなかったものなのだよ。それが今の時代はたくさんの事業者が電子マネーに参入し、それぞれのサービスを比較しながら使い分けられるようになったんじゃぁ。相互に使えるから特に不便もないしのぉ。現金？ あぁ、それは社会化の授業で習っただろう。本物が見たければ、日本銀行の跡地を利用した貨幣博物館で見ることができるぞい。
なんて話が現実的に起きえたりして。
ちなみに、例えばチャージ上限のない電子マネーができ、世の中全てのレジが電子マネーに対応したら、給料を電子マネーとして受け取ることだって考えられますしね。セキュリティも高いから安心安全、そして紙も金属も使わずとってもエコ。
