そもそも惑星って「星」と付けていい?

冥王星の議論が熱いですね。冥王星が無くなったかのごとく、とてもセンチメンタルな話をしている人もいますけど、単に「惑星」という定義が変わっただけで、別に冥王星そのものがどうにかなった訳ではないのにね。科学が進歩して、それまでの定義が覆ることなんてたまにある話でしょう。最近99%は仮説という本を読んだけど、まさに科学とはこういうもので、正しいと思われていることでさえ仮説なんだ、ということを身をもって体験する良い機会と捕らえればいいのに。

典型的なところでは、昔は地球は平べったかったし、地球の周りを太陽が廻っていた時代もあったのにね。そして世の中は「木火土金水」の5元素で出来ているという時代もあった。

ところで冥王星の議論の前に、個人的には「星」というと宇宙で自ら光り輝く天体を指すんだと思ってましたが、よくよく考えると「衛星」も「惑星」も「星」ってついてますね。他に、水星、金星・・・も。これは定義として正しいのかな? 自ら光らなくても、恒星の光を反射して光っていれば、やっぱり「星」と呼んでいいのかな?