最近のテレビ技術について思うこと

トリノオリンピックや、F1や、このWBCの放送を見ていて思いましたが、最近の放送ってすごく面白くなってきてません? アングルやカメラワークが臨場感たっぷりの場面を写していて、ちょっと前までは見られなかった絵のように思うのは気のせいじゃないでしょう。トリノでは、選手をずっ〜と追えるようにカメラが自動で動いていたり、F1ではレース中のバトルポイントをしっかり写してくれ、ピットワークやチームの無線まで拾っていたり、WBCでもグラウンドの中にもカメラがいるし。テレビの大きさとかアスペクト比とか、そしてアナログやデジタルのテクノロジー面での進歩はあっても、やっぱコンテンツとしての本質は全然別の所にあるんじゃないでしょうか。

スポーツ以外でぜひともスキルアップしてもらいたいのは、国会中継でしょうか。偽メール問題とか、もうどうでもいいですよ、そんなの。偽なのは間違いないので、もう誰が悪かろうが誰が謝ろうが、国政の大勢に関係ないので。それよりも、しっかりと白熱する議論を主眼に置いて下さいよ。(でも、誰も見ないのかな? そんな絵では)