頑張ってるよね、ニッポン。

またまたトリノを3時まで見てしまいました。不振だの運がないだのと、色々言われてますが、単純に「力が足りない」というのが原因なんじゃないですかね。まずは目指すところとのギャップを知ることから始めないと、次につながっていかないと思うのですが。

というのは、きっと選手は充分すぎるほど分かっているはず。だって、オリンピックに出るほどの経験と実績を積んできているのだから。そういう点では、頑張れなんて言わなくたって、みんな頑張ってる。

なのにマスコミのコメントを見ていると悲劇のヒーローを演出してるように見えてしまって。まぁ視聴率を上げるには、不振ながらもドラマ性が必要だという理屈は分かりますけどね。もちろんメダルが取れれば嬉しいけど、スポーツの素晴らしいところはメダルだけじゃない。そこに至る過程や、関わっているたくさんの人たち、負けていった人たちも引っくるめて、素晴らしいんじゃないでしょうか。

「メダルを何個取れるっか!」って騒いでいるのは「ノーベル賞を何人出すぞ!」と息巻いている政府となんら変わらないと思えてなりません。

頑張ってもいい、頑張らなくてもいい、結果はどうあれ応援してます。