知らなかったさぁ!!!!

実は北海道は、北海道と呼ばれる前は、「県」があったんですってね。それも「札幌県」「函館県」「根室県」という3つも。さすがの私も、これは知りませんでした。明治期は、この3カ所が北海道の重要拠点だったらしいです。特に根室は、北方領土につながる都市として要衝だったからとか。

でももっとビックリなのが、京都や大阪ならぬ「箱館府」という行政単位があったそうです。しかもこの頃、「府」は京都府箱館府の2つだけで、後に大阪・長崎・江戸・新潟・神奈川・奈良・甲斐という、開港した都市(合計9つ)が「府」と呼ばれていたらしいです。そして現在まで受け継がれているのが、京都と大阪の2つだけなんですって。

幕末から明治の頃はとても歴史がややこしいですけど、こんな隠れた歴史もあったんですね。やっぱり歴史は知るほどに面白い。

【略歴】
明治元年 箱館奉行所箱館裁判所に
同4月  箱館府となる
明治2年 箱館県に改称
同9月  箱館県が廃止され北海道開拓使を設置
明治15年 「札幌県」「函館県」「根室県」を設置
明治19年 県を廃止して北海道庁を設置
そして現在に至る。