浦賀水道の入り口に、明治の中頃〜大正の初めにかけて旧陸軍によって作られた東京防衛の砦があるらしい、との情報が友人Ｋからもたらされた。怪しい物好きの２人、さっそく調査に繰り出した。なんだか聞こえは胡散臭いけど、絶好の釣りのポイントでもあるらしく、かなりの人出があるみたい。
場所はこちら。http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/18/27.065&el=139/44/42.609&scl=1000000&coco=35/18/27.065,139/44/42.609&icon=star,0,,,,&bid=Mlink ほんと浦賀水道の入り口で、砦としては最適な場所なのかもしれないが、今となっては船の通行にとってもじゃまらしい。ちなみにマピオンで1/8000まで拡大すると、一応名前が載っている。行政的には千葉県冨津市になるらしいが、船が出ているのは神奈川県金沢八景から。
「海堡（カイホウ）」という人工島で、第一・第二・第三と３つの海堡がある。ただ、第三は現在撤去工事中で、第一も老朽化のため立ち入り禁止。唯一上陸が許されていた第二についても、老朽化・損傷が激しくて2005年6月末をもって立ち入り禁止になるとのこと。歴史もあることだしなんとか大事に保存できないものかと素人考えでは思ってしまうが、実際歩いてみると、建物の城壁と思われるものはあちこちで倒壊して建物自体も砂で埋まっていて使い物にならない。まぁ立ち入り禁止もうなずけるわな。
いや〜、でもなんだか生の歴史に触れた感じがして、いい経験できたと思う。写真も多数とっているので、あとで（いつか）Webにアップしたいねぇ。ちなみにネットで「第二海堡」を検索すると、いくつか引っかかるのでおためしあれ。
